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680 九六式二十五粍機銃について質問です。

九六式は統制射撃ができるそうですが、その場合は九六式機銃側の操作要員は無人でも統制装置によって射撃操作できるのでしょうか?それとも、あくまで統制装置の制御は限定的なモノで、射撃操作は機銃員が行うのでしょうか?

みかん段ボール

  1. 射撃自体は指揮装置でできますが、最初指揮装置と機銃を連動させるためと、射撃中の弾倉交換のために機銃側にも配置されてます。
    中山



679 672に続く、九六式二十五粍三連装機銃についての質問です

672において、既存の図等との違いを指摘したのですが、言葉では伝わらないと思いますので作図してみました。
ただ、私の書いた図の形は、私がネットで集めたモノクロ写真(10枚足らずですが)及び現存銃6種のもので、全て同じ形状です。
それ以外の形の写真は見たことがありません。
しかし、書籍やネットで見られる図、CG、模型、の殆どは、違っているが共通の別の形状です。
そのような型も存在したのでしょうか。
未完成では有りますが、画像掲示板に図をアップしました。
ROM

  1. 海軍工廠製の図面なら乾氏が持ってますよ
    中山


  2. 中山様ありがとうございます。
    あの形も存在するのですね。
    現存銃や他の写真とは辻褄が合わないので、間違っているものとばかり思っておりました。
    ただ、私としては、今後も現存銃の形で追及していこうと思っています。
    しかし、私の図は写真のみを基準としているため誤差が大きく、より正確にするためには最低限、銃架の全長及び全高の二つの数字が必要です。
    何方かご存知の方が居られましたら教えていただけないでしょうか

    ROM


  3. 当時の連装の図面はよく書籍でも見かけますが、当時の三連装の正確な図面は乾氏所持のしか見た事ありません。書籍にある三連装の図面はROM氏と同じく現存銃からの想像かと。
    中山


  4. お節介かもしれませんが、ここで持論を述べて回答を待つよりも本人に聞かれた方が早いですよ。特に何か急がれる目的がお有りのようですし、ROM氏が知りたいようなことは過去に氏がやってますので尚更です。

    中山


  5. 実は最近、乾氏のHPにて三連装機銃の細部形状について質問させていただいたのですが、全く返答は頂けませんでした。
    私が何故この場に拘るかといいますと、私が書き込むことのできる適当な場所が他に見当たらない事と、別件で、長年一人で調べてきて判らなかったことが、この開かれた場所であるAns_Qで質問することにより回答を得られた事があります。
    この機銃についても、私同様に調べて居られる人も多く存在するものと思っております。
    現状ではこのままずっとこの機銃の正しい形が明らかにされないままになり、それらの人も疑問を持ち続ける事になるのではないか、私がここで質問し、回答を得ることができれば、この機銃に興味を持つ多くの人々も助かるのではないか、という思いで書かせていただいている次第です。
    ROM


  6. 乾氏は現在ブログの方では質問受け付けてませんから当然の結果かと。
    三連装機銃については乾氏の調査研究でここ10年程で大きく進歩していると感じてます。私も含め多くの方が疑問や不明だと思われている事のほとんどが実はすでに判明してますし。
    中山


  7. ちなみにROM氏はHP等で何か活動されてますか?
    お伝えするの忘れてましたが氏の特殊な事情柄、直接質問等される場合は目的や活動サークル等を明確にされないと回答してもらえないと思います。
    中山


  8. 返答頂けなかった理由は納得いたしました。
    私の場合は模型製作が目的で、以前は書籍、現在はnetで、この件に限らず種々の機器の細部ディティールに関する情報を集めておりますが、長年ずっと独自に進めており、HPやblog,twitter等では全く活動しておりません。
    とても残念ではありますが、この場での疑問解消は断念いたします。
    乾氏の調査結果が、できれば書籍上において公表されることを心待ちにしております。
    ROM


  9. 実は書籍上で公表されてはいるんです。私もまだ入手できてなく詳細もわかりませんが、とにかく発刊部数が少ないので入手が困難なんですよ。

    中山



678 ロシアやソビエト連邦軍の影響を受けた軍では「ポルチャンキ」という布を足(脚では無く、爪先から足首まで)に巻き付けて靴下の役割を果たしています。日本語(漢語)での呼称はどう書くのでしょうか、脚絆ならぬ足絆でよいのでしょうか。

ポルチャンキ、巻脚絆同様着用者に巻き方を覚えさせる必要が在りますが、それさえ果たせれば調整することで規格品の軍靴に個人の足を合わせられるのみならず靴下の様に特定箇所を擦り減らす事も避けられ、長方形の布なので靴下より多用途に転用でき万一供給を受けられなくとも現地で入手した布等でその役割を果たせる等、諸々物資が不自由な戦場での環境では靴下よりも有利だと思われます。何故日本など他国軍は足絆(でよいのか?)を採用せず靴下のみを使い続けている(いた)のでしょうか。
にも。

  1.  父がソ連軍の捕虜になった時に、装備の劣悪なのに驚いたと言っていたことがあります。靴を履いていないのもおり、そのような軍に負けたのかと思うと情けなくなったと述懐しておりましたが、裸足ではなく、ぼろぎれを巻いていたと言ってたと思いますので、それがポルチャンキなのでしょう。
     何だか、30年も前に亡くなった父の声に触れられたようで、嬉しく思いましたが、それはともかくとして、私も初めて聞く言葉ですので、少し調べてみました。
     ロシア語ではпортянкиと書くようですが、それを頼りに調べていくと、英語版のWikipediaにたどり着きました。そこに、プロイセン軍も使用していたが、1869年の軍の衛生マニュアルには、夏には快適だが、靴下のほうがよいと書いてあるとあります。断片的な引用ですので、即断はできませんが、あまり衛生的ではないと考えられたのかもしれません。
     しかし、一番の問題は、装着に慣れが必要なことと、時間がかかることでしょう。そのようなものより、緊急時に、一挙動で履ける靴下のほうが有利だと思うのです。そして、靴下が手編みで高価だった時代と異なり、機械化により廉価になっておりますので、そちらのほうが主流となったのでしょう。
     もっとも、東欧以外で使用されることが少なかったのは、馴染みがなかったからだと思われます。旧日本軍は褌を使用しておりましたが、それが他国に波及しなかったのと同様です。
     しかし、ポルチャンキも褌も素肌に密着しないので、蒸れにくく、簡単に製作できるという点では、有利な代物であろうと思います。ただ、見栄えの問題もありますので、2013年にロシア国防相が禁止令を出したのも仕方ないことかなと思っております。

     訳語については、ソルジェニツィンの「イワン・デニソビッチの一日」の中にポルチャンキとあり、訳者の小笠原豊樹は、詩人の岩田宏(こちらが筆名で、小笠原豊樹が本名です)としても知られる人ですので、ポルチャンキはポルチャンキでよいのではないでしょうか。
     
    hush


  2. 当然旧軍も古くからロシア軍民におけるポルチャンキの存在と使用を知っていたでしょうから、其を文書に「ポルチャンキ」と片仮名で記すのではなく日本語(漢語)の訳語を作ったのではないか、若し日本軍での導入を想定するのなら尚更、というのが最初の質問の動機です。
    にも。


  3. >当然旧軍も古くからロシア軍民におけるポルチャンキの存在と使用を知っていたでしょうから
     その根拠は何でしょうか。
     
    hush



677 航空機用の懸架装置が、無誘導爆弾などを投下する際の動作についてお伺いします。

たいていの無誘導爆弾には取り付け用の輪っかが1〜2個ついています。
ここを航空機側のフックでひっかけて吊り、スウェイブレス4点で締めて固定します。

ここまでは理解できるのですが、投下する際、フックをどのように
解除しているのかが、感覚的に理解できません。

フックでなくワイヤーを通しておいて吊り、引っこ抜いているのか。
C型のフックが回転して、切れ目のところで落ちるのか。
カニのツメのようなものではさんでいて、開いて落とすのか。
(不適切な用語があるらしく、いったんここで切ります。回答に続きを書きます)
yogore

  1. 爆弾や増槽というのは、かなり重いものだと思いますし、
    さらに機体の機動でGがかかっている場合など、上記の方法では
    摩擦がおおきくて、ちゃんと動くのか。また、「いまだ!」という
    タイミングで、素早く投下できるのか心配です。

    ご存じの方がおられましたら、よろしくお願いします。

    関連事項ですが、大型爆撃機がハッチを開いて爆弾を次々に投下する方法。
    これも気になります。ラックのようなところに爆弾を詰めておいて、転がして
    落としているのでしょうか。ひっかかったりしないのか、これも心配です。
    こちらもついでにお願いします。
    yogore


  2. URLがだめなのかな?

    AC-SPEC様のページでは
    かなりイイところまで説明してくれています。

    あと少しなんですが。
    yogore


  3. B-52爆撃機・細長い小島にピンポイントで爆弾を投下 (爆弾倉からの映像)
    の16秒くらいでフックが動いているように見えます。
    ワイヤーぽい物も見えましたが、爆弾の先端に付いているいるので関係は無さそうです。
    あいまいな情報ですみません。
    デスコン


  4. Mk.8xの様な現代の低抵抗爆弾を戦闘機に外付けするときには留め金に爆薬を仕込んで投下時に切断すると思ってましたが、内装式もそれでは剣呑ですね…
    にも。


  5. >4
    >留め金に爆薬を仕込んで投下時に切断する

    火薬カートリッジを使いますが、燃焼ガスでフックやピストンを駆動します
    http://www.tpub.com/aviord321/103.htm
    (N)



676 アイオワ級の主砲弾には最大射程185kmのものも計画されていたそうですが弾はかなり軽いようです。
仮に1225kgあるMark8徹甲弾を185km先まで飛ばそうとしたらどれぐらいの初速が必要でしょうか?

また、その場合の威力はどのぐらいになるでしょうか?
iowa

  1.  まことに畏れ入りますが、その最大射程185kmというのはズムウヮルト級に搭載される155o砲ではありませんか。
     アイオワ級でそのような長射程のものを見出せませんでしたので、185qという同じ数値の出ている155o砲のことではないかと思ったような次第です。
     
    hush


  2. いえ、アイオワ級戦艦です。
    295kgの砲弾を100nm先まで飛ばすつもりだったようです。
    http://www.navweaps.com/Weapons/WNUS_16-50_mk7.php
    ここに掲載されてました。
    iowa


  3. >2
     御教示多謝。
     マイルで検索していましたが、海里のほうでしたか。大変、失礼致しました。
     ところで、これは16/11-Inchとありますように11インチの分離砲弾ですよね。これを単純に16インチにスケールアップしますと、20インチは必要に思われますし、そもそもMark8の形状のままでは使用できないと思われますが。
     
    hush


  4. 弾道計算できる某サイトを利用して計算してみました。
    1800m/sぐらいの初速が必要ですね。あくまで計算上ですけど。
    超音速


  5. hushさん
    それはわかってます。
    単純に私が知りたかったのはmark8を同じ距離まで飛ばそうとしたらどれぐらい初速が必要か知りたかっただけですので。

    超音速さん
    秒速1800mですか。
    仮に砲身を剛体としてもどれたけの装薬が必要なのか検討もつかない数字ですね。
    iowa


  6. 質問が増えてしまいますがロケット補助推進弾等を用いれば1.2tの砲弾でも185km先に届くでしょうか?
    もし可能ならその場合の威力はどうなるでしょうか?
    素人丸出しの質問ですがもしよければ教えてください。
    iowa


  7. 有名なドイツ軍の重グスタフこと80cm Kanone(E)ですが、質問のものに近いような砲に改良する計画があったようです。
    口径52cm、砲身長43mの砲身に換装し、1420kgの52cm砲弾を射程110kmで、52/38cmサボ弾を射程150kmで発射。52/38cmロケット推進弾(680kg)は射程190kmだそうです。
    独語版Wikipediaによると2000kgのペーネミュンデ矢弾を初速1200m/sで射程130kmとあります。

    そもそも質問意図ですがMark8APそのものを発射したいのですか?
    2.のリンク先によるとGPS/INS誘導砲弾を使用するための計画だったようですね。
    なので1.2tの誘導砲弾を185kmまで飛ばすには、という質問意図だったのではないですか?
    このような目的なら現代ではATACMSを発射すればいいと思います。MLRSを船の甲板に乗っければ海上からでも撃てますし。
    超音速


  8. ドイツは凄いものを作るんですね……
    基本的に戦艦の16inch砲から1.2t程度の砲弾を発射でき180km程飛ばせれば何でもいいです。
    Mark8である必要はありませんがミサイルはなしとします。
    iowa


  9. 16inch砲をライトガスガンみたいに改造すれば長距離を飛びそうな気がしますね。
    デスコン


  10. 質問者さんがどの程度の改造までよしとするかなんですよね。
    米国でHARP計画というのがありまして大砲で宇宙空間まで弾を飛ばそうというもので、16inch砲身を42.4cmに拡大し滑腔砲身とし2門結合して40mの砲身が作られました。
    1966年に初速2100m/sで180kgの飛翔体を発射し高度180kmまで到達させています。
    この砲身ならご希望に添えるかなと思います。

    想定としては胴径28cm・全長5m・質量1.2tのサボ付有翼弾であれば初速1500m/s・仰角50度で発射すれば180kmまで届く計算です。
    超音速


  11. そうですね……砲身の大きさに関しては16inch砲Mark7のまま、材質程度なら変えてもよし。
    砲弾は1.2tの徹甲弾であれば何でもよし。
    ですかね。
    iowa


  12. AGSの次段階として計画されているようなレールガンに改造すれば、必要な初速を得られるのではないでしょうか?
    Mark7 16inch砲そのままで初速を上げるには、火薬の量を上げる必要がありますが、超音速さんが提案したHARP砲での初速を再現するには、量が多く強化を加えた砲身といえども難しいと思います。


    デスコン


  13. やはり難しいですか……
    iowa


  14.  列車砲のクルップK5で見るとロケットブースター追加で射程が62.4qから86qになるだけで、極端に射程が増進するわけではないようです。
     ロケットブースターの能力を増大させるなら、それだけ弾頭重量を軽減させないといけないでしょう。弾頭重量はそのままでロケットブースターを追加となると、砲にかかる負担がそれだけ増大することになります。
     あくまでも弾頭重量1.2t射程180qにこだわるのであれば、16in砲からの発射はあきらめた方がいいでしょう。もう、それは弾道ミサイルの領域です。
     多分、弾道ミサイルで1tの弾頭を180q先まで届けようと思ったら、固形燃料のロケットブースターだけで重量10t超えるんじゃないでしょうか?
    ouru


  15. ↑は私です。
    おうる


  16. やはりアメリカがやらなかったのにはそれなりの理由があったんですね。
    iowa


  17. ↑そもそも、ロケットブースター使ったらどうしても弾道が不安定になりますから・・・
     ロケットブースターなしでも射程が伸びれば着弾点のばらつきは大きくなります。それなのに180qも飛ばすとなるとある程度の弾道を誘導制御はしないと、対艦攻撃だろうが戦略砲撃だろうが散布界が広くなりすぎて使い物にならないでしょう(V2ロケットだって一応誘導はしてるんですし)。
     16in砲の発射時の衝撃とライフリングによって与えられる回転&遠心力に耐えて、なおかつロケット点火&推進中の振動に耐えて、それでいて弾道を安定させるような制御システムが実用化できないなら、艦砲に無駄な射程距離を求めようとすること自体が非現実的だと思います。
    おうる


  18. なるほど、わかりました。
    ありがとうございました。
    iowa


  19. >14
    >多分、弾道ミサイルで1tの弾頭を180q先まで届けようと思ったら、固形燃料のロケットブースターだけで重量10t超えるんじゃないでしょうか?
    ATACMSは、発射重量1670kg・弾頭重量560kgで射程128km以上のようですから、弾頭重量1000kgで射程180kmでも、固体ロケットブースターのみで10トンを超えることは無いと思いますが。
    きっど


  20. >19.
    質問者さんの考えてる時代がいつごろかによりますね。
    米国の短距離弾道弾MGM-29Aサージェントは最大射程140kmで、弾頭重量は950ポンドのW52熱核弾頭、発射重量は10100ポンドです。

    超音速


  21. 年代は特に制限してません。
    旧来の技術でも最新の技術でも大丈夫です。
    iowa



675 672に続き、九六式二十五粍三連装機銃についての質問です

空薬莢放出補助板が、前部と後部に2分された(連結された)構成であることを確認できる写真を見つけたので、作図してみました。
とは言っても、後部や裏側の判る写真を見たことが無いので、殆ど想像になりますが。
(画像掲示板に図をアップしました。)
前部補助板を、俯仰機構に接続した平歯車駆動(ラック-ピニオン)にすると、銃の上下動に連動させることが出来ます。
ただその場合、銃尾の「金具A」の存在理由が無くなります。
逆に、銃尾と後部補助板後端を結合しておくと、後部補助板は従動するので駆動機構は不要となり、動作も確実です。
しかし、「金具A」の形状や「レールA」の末端位置を見ると常時結合では無く、銃口が少し下向きからある程度上を向くまでの間は補助板と銃尾は縁が切れており、それ以上に上を向く時は、銃尾(金具A)で後部補助板後端の水平軸を押さえつけると考えられます。
この場合、常に補助板を持ち上げる方向に力を掛けておく機構が必要となります。
実際は、どういう構造だったのでしょうか。
ROM

  1. 全く恥ずかしい話ですが、最初から自分で答えを書いている事に気づきませんでした。
    単純に、”金具の下端が開放されている→金具を持ち上げても軸はついてこない”、と言う固定観念に囚われておりました。
    思い込みとは怖いもので、見えているのに認識しません。

    ところで、このような構造にした理由ですが、
    1、弾倉交換の時に邪魔にならないように、空薬莢は出来るだけ前方に排出したい。
    2、そのためには、前下方に傾斜した板を銃下に設置しておけばよいが、垂直まで銃が動く事もあってスペース(高さ)が無いので、板を固定しておく事はできない。
    3、板は、一枚ものより、前後2枚に分けたほうが傾斜を大きくできる。
    4、従動式のほうが、歯車駆動より部品数を少なくできる。
    5、出来るだけ銃を上下する時の力の負担を軽くしたい。
    6、あの位置以上に板の後端を持ち上げる必要は無い。

    と言うことでしょうか。
    ROM


  2. その辺は世界的にも権威である乾氏の発表論文等参照されれば解決しますよ。
    中山


  3. 中山様、情報をいただき有難うございます。
    その論文には、どのような事が記載されているのでしょうか。
    ROM


  4. 「機銃の俯仰に合わせて打殻抛出鈑は前後(写真解説参照)に動き、打殻薬莢を前方へ排出する構造となっている」(引用終わり)

    一部引用しました。その解説として写真を4枚ほど掲載され、どのように固定、連動させているかなどの解説がされています。

    正直これ以上の事は私にはさっぱりですので詳しいことは乾氏当人に確認してください。
    中山



674 九二式重機関銃は薬室傾始を変更する改良はなされなかったのでしょうか?

九九式軽機関銃は1939年に無給油連発に確実を期す為薬室傾始を変更したとあります。薬室のアイデアはZB26から得たもので効果は確かなものだと思えます。

九二式重機関銃もこれらの改良がなされた記録はご存知ないでしょうか?
一式重機関銃で塗油装置省略とも何らかの関係がありますか?

あと以前は調子乗った質問上げてすみませんでしたm(_ _)m
パンジャンドラム

誰か答えて下さい。

673 フィロデフの6.5mm小銃とガーランドが撃ち合った場合400m位までであれば、フルオートでも完全にコントロール出来たフィロデフの方が、破壊力を別にして有利に戦えると考えて良いのでしょうか?

青江

  1. 400mという中距離になってくると、精密射撃をする際の発射速度はフルオートでもセミオートでも大して変わらないのではないでしょうか。

    実際に日本軍もセミオートライフルでの試験の際、「精密射撃時はセミオートライフルもボルトアクションライフルも発射速度が大して変わらない」と指摘しています。

    これはフルオートとセミオートのライフルでも当てはまるもので、実際に指切りという技術が存在してる以上現代でも精密射撃時は基本的に単発で撃ちます。
    みかん段ボール


  2. フェドロフM1916を肩撃ちで全自動射撃して集弾させられるのでしたら、独逸のシュツルムゲベールと同様にガーラント小銃とは別種の、詰り軽機関銃と短機関銃との中間の制圧効果を発揮すると思いますが、フェドロフは曲銃床ですので全自動射撃の際に集弾出来るのか疑問なのです…
    にも。


  3. 銃身可動式(銃身後退式)は命中精度が芳しくなく、軍の正式配備となると躊躇します。
    例えば銃身後退式である米国ジョンソン M1941ライフルでは距離300YDを超えるとマンターゲットに当てるのも苦労する性能です。

    機構上銃身後退式フェドロフM1916も似たり寄ったりの性能と思われます。
    御質問の戦闘想定距離上限400mでは、たとえ単射でも弾をばら撒くだけの銃でしかないでしょう。
    とは言え、フェドロフM1916に撃たれる側から見れば、自分の至近距離に
    弾倉20発の弾丸が連射或いは単射でも
    次から次と弾着するのですから脅威ではありますね。
    フェドロフM1916の射手が潤沢な弾薬量を持つなら制圧効果はあるかと思います。
    これが距離200〜300メートルでの単射合戦となれば両銃互角と思います。
    フェドロフM1916のフル・連射は接近戦以外意味を持ちません。 

    軌跡の発動機?誉



672 九六式二十五粍三連装機銃についての質問です

1.機銃下部の空薬莢放出補助板?(名称不明、添付写真の斜線部)の左右両端は20cm程立ち上がっています。
そのうち右側(添付写真の黄線部)は単なる平板ですが、左側(添付写真の水色線部)は包み込むような形に、少し出っ張った丸みを帯びた形状となっています。
これは、何をカバーするものなのでしょうか。
また、この補助板?は前後にスライドしますが、何故固定ではなく可動構造となっているのでしょうか。

2.機銃後部左右両端に一つ穴の平板及び縦三つ穴の平板が、右前部には縦三つ穴の平板がそれぞれ設置されています。(添付写真の黄線枠)
そのうち、一つ穴は銃尾切断器取付用と想像しますが、三つ穴は何用でしょうか。

画像掲示板に写真をアップしました。
ROM

  1. 最近教科書が復刻されたことにより、特に良く判るようになった事ですが、
    現在広く一般的に見られる三連装機銃の図、CG、模型、の大半は殆ど同じ間違いを有しています。
    銃架側面形状、抵抗器-電磁石設置角度、左右銃架間前方の水平軸、後方保護バー形状、等々、一つの資料の誤りをそのまま踏襲しているものと考えられます。
    現在までに公開されてきた写真で、細部の明確に判るものがあまりに少なかった為であろうと思います。
    これだけ広く浸透してしまうと、修正するのも簡単ではないと思いますが、今後、徐々にでも正されるようになることを期待しています。

    ttp://www.vgbimages.com/AFV-Photos/National-Museum-of-the-Pacific/i-QjTnpSP
    ttps://www.flickr.com/photos/rnrobert/2456122621/
    ttps://thechive.files.wordpress.com/2015/11/welcome-in-side-to-fredericksburgs-pacific-war-museum-6.png
    ttp://www.arthurtaussig.com/wp-content/uploads/2013/12/National-Museum-of-the-Pacific-War-Fredericksburg-TX-Nov-2005-32.jpg
    ttp://www.panoramio.com/photo/128386874

    画像掲示板に写真をアップしました。
    ROM


  2. なんで可動するってわかるの?
    セナ


  3. 疑問に思われるのは当然のことで、三連装機銃の資料、特に形状に関する情報は極端に少なく、今まで雑誌上で良い写真を見たことが有りませんでしたので、細部構造は全く判りませんでした。
    しかし最近なって、インターネットで少しずつ現存銃の写真を見られるようになり、それらを比較すると補助板の位置がそれぞれ違うことに気づきました。
    そして、最初は不思議だったのですが、補助板の下から2本前方に突き出ている物がレールであることに思い至りました。
    それで、可動するに違いないと思った訳です。

    ROM


  4. え?それだけ?
    セナ


  5. その補助板ってのも貴方が勝手に付けた俗称?
    自分が過去の講演会で見せてもらった三連装の後部写真にそんな機構あんのか少々疑問
    セナ


  6. 私の力では正式名称に辿り着かないため、便宜上補助板と言う名称をつけました。
    また見つけた写真も、細部まで判るものはとても少なく、特に後部から写した写真が殆ど無いため、私が想像したことも正確では無いでしょうね。
    ROM


  7. まあ何はともあれ、すでに研究者さんが調査していたみたいだし解決して良かったね
    セナ


  8. #2 #4 #5 #7
    ここは質問と回答の掲示板なので、このような書き込みはすべきでない事は存じておりますが、老婆心としてひとつだけ。
    複数のハンドルを使って別人物のように振る舞うのは、質問回答以外の書き込みと同等に厭われる行為です、セナ氏=中山氏。
     


  9. #8
    複数ハンドルと決めつけるのもどうかと。
    老婆心というのはわかりますが発言責任の所在の明らかということで匿名で批判するのは良くないでしょう。
    某長官


  10. なんで同一人物扱いされなきゃいけないの?
    ROM氏はまずは回答者の中山氏に感謝すべきでは?
    中山氏のおかげで研究者さんの調査結果を基に答えがわかったわけだし。
    それを複数IDの嫌がらせとか言われるのは不本意
    セナ


  11. #9 #10
    大変面白い御意見だと思います。

    ところで、ある程度この掲示板に慣れておられるなら、この掲示板は特に技術を要せずに書き込み元のIP情報を参照できることは周知と思うのですが、このことはご存知なかったでしょうか?
    672番#2、#4、#5、#10の「セナ」氏と675番#3の「中山」氏、672番#5の「セナ」氏と675番#5の「中山」氏は、其々同じプロバイダ業者からのアクセスで、特に672番#2と675番#3、672番#7と675番#5ではIPアドレスが全桁合致しています。

    IPアドレスは接続の度に変わることがありますが、

     九六式25mm機銃に興味知識があり
     使用するプロバイダが二種類とも同一の
     「セナ」氏「中山」氏の二名の人物が
     どちらも同じ掲示板の九六式25mm機銃のスレッド二つへ別々に書き込んで
     IPアドレスが二つのプロバイダともで全桁一致
     
    とは、どのくらいの偶然が連なれば起きるのか見当が付きませんが、いかがお考えでしょうか。御提示いただければ幸甚です。
    「セナ」氏とIPが丸被りした「中山」氏にもご意見を伺ってみたいところです。思考までも丸々コピーしたか如く完全同一見解かも知れませんが。

    ちなみにですが、#9の「某長官」氏のプロバイダ業者も、「セナ」氏と同じである事を申し添えておきます。
     


  12. いつからここは2ちゃんねるになったんだ?
    匿名特攻



671 短機関銃の弾倉の事を考えてたら、思い付いた疑問ですが、アメリカが、第二次大戦時使用した、トンプソンM1、レイジングM50/55、M3グリースガン等の45ACPを発射する短機関銃は、弾倉の互換性はあったのでしょうか?あと多分無いとは思いますが、ドイツのMP38/40の弾倉とステンの弾倉は、互換性があったとかあるのでしょうか?
まさのり

  1. トンプソンM1、レイジングM50/55、M3グリースガン それぞれのマガジンは共用できません。互換性ありません。
    その当時は同一弾薬なら銃種や銃世代が変わっても弾倉を共用したい。という発想が有りませんでした。

    MP38/40、ステンの弾倉互換性は、どちらの銃の取説(マニュアル)も その件には触れていませんがほぼ共用可能です。
    ほぼというのはステンの弾倉はMP38/40のコピーですが、微妙に寸法が違うところもあります。
    銃への装着は可能ですが安定した射撃を持続できる保証はありません。恒久的互換使用は推奨されません。


    余談として、WW2戦中作成されたステンMKIIの英軍公式取説(マニュアル)には、敵側イタリアベレッタ用やドイツ製の弾を含め、
    あらゆる9mm弾が使用可能と表記されているのは面白いものです。

    軌跡の発動機?誉



670 UD M42短機関銃について質問します。
この銃は弾倉の前に、予備弾倉が装着されてますが
どんなふうに固定されてるのでしょうか?
あとこういう風に固定するメリットはあるのでしょうか?
まさのり

  1. >予備弾倉どんなふうに固定されてるのでしょうか?

    同じ弾倉2ヶを上下逆に溶接していた筈です。

    >あとこういう風に固定するメリットはあるのでしょうか?

    「こういう風に固定」の意味が弾倉2ヶ状態の事を言うのであれば、その目的は多弾・弾倉化したいからでしょう。
    このUD M42SMGの発射レートは700r/mであり、同じ9mmPara 弾を使用する他のSMGに較べて高発射レート※1であり
    直ぐ撃ち尽くしてしまう為、弾数多めの弾倉がほしいものです。
    仮に40、50発入りの長い弾倉を製作するよりは、20発入り2ヶ前後直列とし長過ぎない弾倉とする安直な方法をとったのでしょう。

    ※1:UD M42SMGが高発射レートである理由はボルトストローク不足に起因すると考察します。

    安直と述べましたが、よく見ればこの弾倉のリップ部はタブルフィーディング(2列給弾)であり、
    即ち高発射レートに対応したものを設計採用しています。開発設計者はSMGの設計素人ではない様に思います。

    軌跡の発動機?誉


  2. 軌跡の発動機さん回答ありがとうございます。溶接されてたと言うことは、装着してる弾倉を撃ち尽くしたら、抜いて上下逆にして前部の弾倉装着、そして発射で宜しいのでしょうか?
    まさのり



669 MG151/20、通称マウザー砲について質問です。
三式戦では工場出荷に加えて現地改造でもマウザー砲を搭載したそうですが、弾を撃ちつくした後これらはどうなったんでしょうか。
現地改造でマウザー砲が載せられる以上、逆も不可能では無さそうと思いますが。
ろろ猫

誰か答えて下さい。

668 鋳鉄剣の製法を教えてください。

中世北欧で一世を風靡したヴァイキング・ソードは中東イスラム商人から仕入れた鋼鉄と鉄からパターン溶接によって鍛造していたようです。
ヴァイキング・ソードが登場する前・・・鋼鉄の製法&加工技術が北欧に入ってくる前は鉄を坩堝に入れて坩堝ごと木炭で熱し、溶けた鉄を型に注いで剣を鋳造。それを研いで刃をつけて焼き入れをしていたようです。

ただ、この坩堝に入れる鉄に疑問があります。
北欧の沼地等で採れていた砂鉄や鉄鉱石そのままで良いのでしょうか?
おうる

  1. 回答がつかないようですのでコメントしますが、
    「木炭を使って砂鉄を溶かし、結果的に鋳鉄ができるか?」の意の質問だとすれば、以下の理由から、できるはずがないと考えます。

    まず、「木炭を使って砂鉄を溶かし」の部分ですが、
    ・砂鉄の融点:1400℃程度
    ・木炭の燃焼温度:上限1200℃程度
    という情報がネット上にありますので、この組み合わせでは溶けた金属は得られないでしょう。

    次に「砂鉄を溶かし、結果的に鋳鉄ができるか?」の部分ですが、
    木炭→石炭→コークスと燃料を上質にし、空気も予熱を与えたり酸素に変えたり、何とか砂鉄を溶かしたとしても、残念ながら鋳鉄にはならないでしょう。
    これも調べて貰えればわかると思いますが、砂鉄の成分は「酸化鉄+不純物」です。鉄を得るためには酸素と不純物を除去するプロセスが必要になります。

    以上が砂鉄を例にした理由・理屈の類です。話の肝を誤解を恐れずにいうと「砂鉄は鉄とは違う」ということになりますし、また木炭であぶって溶ける鉄とは「人の手で精錬されたもの」に限定されてしまいます。(地球由来の鉄は酸化鉄のカタチになっているはずですので。)

    太助


  2.  >>1 回答ありがとうございます。

    >「木炭を使って砂鉄を溶かし、結果的に鋳鉄ができるか?」の意の質問だとすれば、以下の理由から、できるはずがないと考えます。

     日本古来の「たたら製鉄」は砂鉄を木炭で溶かして鋼を作りますので、木炭で砂鉄を溶かすことはできないという話はおそらく成立しないと思います。
     木炭の年商温度が上限1200度というのは、おそらく鞴等で風を送らない自然換気状態での話であろうと想像します。
    おうる


  3. 炭素が飽和状態に近い鉄(4.25%)、銑鉄の溶融温度は1100度程度です。
    木炭で達成できる温度です。
    これから炭素を抜いていくと溶融温度が上がるので、鋳造の難易度は上がります。
    鋼は炭素濃度0.3%-2%です。

    たたら製鉄は鉄を溶解状態にしない、半溶状態での製鉄法です。
    当然より低温での操業が可能です。

    製鉄の新書一冊買ったほうが早いです。
    通りすがり


  4. >>3 回答ありがとうございます。

    >製鉄の新書一冊買ったほうが早いです。

    お勧めに従い、何か本を探しては見ます。ただ、大部分の製鉄に関する書籍で説明されているのはコークスを使ったもので、産業革命以前の欧州で主流だった木炭高炉や古代〜中世の製鉄技術に関する製鉄技術を扱ったものは少ないので・・・
    おうる


  5. http://www.hurstwic.org/history/articles/manufacturing/text/bog_iron.htm

    http://www.hurstwic.org/history/articles/manufacturing/text/viking_sword.htm

    http://www.tf.uni-kiel.de/matwis/amat/iss/kap_a/backbone/ra_4_1.html

     新書1冊も読まずにこれらのページを心の目で流し読みますと、

    ・砂鉄をヴァイキング時代の精錬法で加熱すると1300度まで出る。
    ・しかし1500度ないと鉄は溶融しない。うまく炭素を混ぜて融点を低くすると、熱せられた表面だけ溶融して、少し温度が足りなくても鋼ができる。でも難しいし効率も悪い。
    ・だから一般戦士は斧を使う。剣は高価で、貴重な地位の象徴で、でも折れるときは折れる。

     ということのようです。子供のころにやったオオバコ相撲で、太くて強いオオバコが連戦の結果ぶちっと敗けたのを思い出しますね。

     スカンジナビアで作られた、ウルフバート(Ulfberht)という文字を刻まれた一連の名刀は、どうやら中央アジアないしインドのどこかで作られたウーツ鋼を使っており、つまり砂鉄製ではありませんでした。これはググると日本語でヒットするので略します。

    マイソフ


  6. >>5 回答ありがとうございます。

     参考にさせていただきます。
    おうる


  7. ちょっと追記しますが、その前に一冊紹介。
    鋼の時代
    https://www.amazon.co.jp/dp/4004160618
    古い本ですが、よい本ですよ。図書館にもあるでしょう。

    さて砂鉄にせよ鉄鉱石にせよ、地表に存在する鉄原料は酸化鉄です。それをそのまま高温に曝せば溶けますが、鉄の溶存酸素は鉄の性能を損ないます(人間の使用する範囲において、ですが)。

    であればこそ、酸化鉄を還元(脱酸)するところから全ての製鉄は始まるのであり、その還元剤に炭化物を用いるわけです、木炭もコークスもその点では一緒。
    そして還元(脱酸)プロセスが終わった銑鉄は還元剤である炭化物のため必然的に高炭素濃度であり、融点が低く溶銑にしやすいので扱いが楽、高炉とはここまでのプロセスを担当する設備です。

    高炭素濃度の鉄すなわち銑鉄は特有の性質があり、通常は脱炭し炭素濃度を下げたいとの欲求を生じます。しかし鉄中の炭素濃度を下げると融点が最大1400度まで上がり温度を上げないと粘り始め、しまいには溶融状態の維持が難しくなるので、その高温状態をどう作り出しどう維持するかが製鋼のネックであり、近代製鉄の長い苦悶の歴史なわけです。

    それを何らかの事情で技術的に達成できない場合、または銑鉄のままで利用してもかまわない場合は、還元プロセスが終わったままの状態の、融点の低い高炭素濃度の鉄がそのまま利用されるでしょう。
    その上で炭素濃度が鉄の性能に与える影響を定性的にでも理解していれば、最大1200度以下で鋳造できる剣の性能も見当がつくのでは?

    なお銑鉄を溶融状態とする1100度の温度が達成できなくても製鉄はできます。
    より低温であろうと還元反応は進行するので、半溶状態で操業する製鉄法は世界中にありますし、たたらもこの系統です。
    しかし鉄に溶け込まない不純物の除去という点において不利で、また品質が一定しないという欠点があり、利用にあたり精錬以前に製錬の段階で工数がかかります。
    むしろ溶けた鉄、溶銑を人間が利用できるようになったのは比較定期最近の話であり、歴史的には半溶状態での製鉄を行っていた地域と時代のほうが多いです。
    例外は中国地域で、紀元前後には溶銑を利用できる技術が確立されていたことがわかっており、それは中国の他の地域への大きなアドバンテージだったはずです。ヨーロッパはこの水準に追いつくまで1800年ほどかかっています。もっとも途中にローマの崩壊が挟まった点が、発展と停滞のどちらに影響したか微妙なところです。

    余談ですが、製鉄の燃料という点においてコークスは木炭に比べて高品質な燃料というわけでは必ずしもありません。でなければ、石炭/コークス高炉が18世紀からあるにも関わらず、木炭高炉で操業を続けたスウェーデンの鉄が19世紀を通じて(そしてもっと以前から)高品質であり続けた理由がわかりません。
    むしろ、製鉄に使用する限り石炭/コークスには木炭にはない欠点があり、これを克服することが近代製鉄の課題の一つでもありました。
    にもかかわらず石炭/コークス製鉄が広く普及したのは、単に製鉄に使用し得る木材資源が枯渇したのが大きな理由です。スウェーデンは木が豊富ということですね。

    上で書いたことはもちろん、省いた点も最初に紹介した本には全て書いてあります。
    当方は本職ではないので別に詳しいわけではありませんが、簡単なパズルなら基本ができていれば断片的なファクトに振り回されることなく自分でピースを並べることができます。
    その基本が一冊読めば構築できるならお得じゃないかと私などは思うわけですが、まあ他人に強要できる話じゃありませんでしたね。
    通りすがり


  8. いやぁ、質問者は砂鉄を鉄だと思い込んでいるものだと、精錬の話は頭にないのだろうという予想の元、>>1を書いてしまいました。違っていたら失礼しました。

    >>7
    >余談ですが、製鉄の燃料という点においてコークスは木炭に比べて高品質な燃料というわけでは必ずしもありません。でなければ、石炭/コークス高炉が18世紀からあるにも関わらず、木炭高炉で操業を続けたスウェーデンの鉄が19世紀を通じて(そしてもっと以前から)高品質であり続けた理由がわかりません。

    おそらくコークスは木炭に比べて高品位だと思いますよ。加工費も高いでしょうが…。ただし石炭は別です。これは加工品ではありませんが、硫黄(S)分を含みます。このあたりが以下の特徴になり、住み分けにつながったのでしょう。
    ・コークス:最高火力だが加工費高い。S分なし。
    ・石炭:高火力だが、S分除去のプロセスが必要。
    ・木炭:低火力だが加工費安い。S分ほぼなし。


    ちなみに小生は質問文を以下のように解釈しています。これでは精錬はできないと思います。

    ■        ■
    ■「砂鉄」「砂鉄」■
    ■「砂鉄」「砂鉄」■
    ■「砂鉄」「砂鉄」■
    ■■■■■■■■■■
    炎炎炎炎炎炎炎炎炎炎
    「木炭」「木炭」「木炭」
    「木炭」「木炭」「木炭」


    製鉄の話がでてきたので、当たり前のコメントすると、
    以下のように「砂鉄」と「木炭」を一緒にしないと効果的な精錬はできませんね。

    ■        ■
    ■「砂鉄」「砂鉄」■
    ■炎炎炎炎炎炎炎炎■
    ■「木炭」「木炭」■
    ■■■■■■■■■■

    太助


  9. >>8
    現代のコークスならたぶんそうでしょうね。
    19世紀のコークスは恐らく当時の乾留技術の限界だと思うのですが、S分の残留が多かったはずです。
    これは転炉の開発段階で、木炭高炉製銑鉄では問題が起きないのにコークス高炉製銑鉄では残留硫黄が問題になり、脱硫が転炉の大きなネックの一つになったことはよく知られています。
    燃焼温度、強度等の関係で現在の高炉で石炭コークス以外が使われることはまずないと思いますが、過去にこんな事例があったことは押さえておきたいところです。

    ・・・と書こうと思ってたんですが、ふと見つけたのが以下のPDFです。
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jfes/82/8/82_491/_pdf
    こちらのTable1を見ますと、コークスのS分0.12%に対し、木炭0.04%は驚きの数字でした。
    こういう数字もありますし
    http://ntek-1945.com/koks.pdf
    木炭はS分に関しては本当に優等生なのかもしれませんね。

    あと、愛のないツッコミで申し訳ないのですが、その図でできるのは製錬ですね。
    通りすがり


  10. >>7-9 回答ありがとうございます。


    >いやぁ、質問者は砂鉄を鉄だと思い込んでいるものだと、精錬の話は頭にないのだろうという予想の元、>>1を書いてしまいました。

    さすがにそれは無いです。
    イスラム商人から鋼&鉄&パターン溶接技術を入手する以前は北欧で鋼の武器は作られておらず、それ以前の刀剣は鋳鉄製で、強度を保つために刃の肉厚を高め、刃は焼き入れで切れ味を確保(1〜2回の使用で焼き入れした表層が剥離するので、使うたびに焼き入れし直し)という代物と言われています。(確かに裕福な貴族・豪族でなければ所持できないものだったでしょう。)
    奈良時代の日本の刀剣の調査結果によると、刀を鍛造する際に砂鉄をまぶして脱炭を促進させていたようだ・・・というような内容の記述を見たことがあります。
    イスラム商人との接触以前の時代における北欧での鉄の入手は隕石などの例外を除けば沼地で拾える鉄鉱石か砂鉄に限られます(「鉄鉱石拾い」という、寒さに震えながら沼地を裸足で歩きまわる過酷な仕事をする専門職がいた)。そこで砂鉄や鉄鉱石をそのまま使ったのか?と疑問に思いました。


    >・コークス:最高火力だが加工費高い。S分なし。
    >19世紀のコークスは恐らく当時の乾留技術の限界だと思うのですが、S分の残留が多かったはずです。

    まず、19世紀以前のコークスは硫黄分を含んでいます。コークスを還流するためには1300度以上の温度が必要で、コークスの脱硫ができるようになるのは20世紀になってからのはずです。
    また、18世紀ごろの製鉄所では鉄の溶融温度を下げるために、あえて硫黄を加えていたという話もあります。巣の原因になりやすいはずですが、その対処をどうやっていたのかまでは知りません。


    >ちなみに小生は質問文を以下のように解釈しています。これでは精錬はできないと思います。

    その通りです。
    YOUTUBEで初期のヴァイキングソード(イスラム圏との接触以前の鋳鉄剣)の鋳造の再現を試みている動画を見つけたのですが、坩堝に鉄板(だけ)を入れて炉で溶かしていました。しかし、動画で使われている鉄板はどう見ても現代の技術で作られたもので、「そんなんじゃ当時を再現することにはならないだろう」と心の中でツッコミを入れたんですが・・・同時に「じゃあ、イスラム圏から鉄を入手する以前は坩堝に何をいれてたんだ?」と疑問に思ったのがこの質問を投稿するきっかけとなっています。
    おうる


  11. 自己レス
    >そこで砂鉄や鉄鉱石をそのまま使ったのか?と疑問に思いました。

    ちょっと、この「そのまま」は誤解を招く記述でした。

    何かを一緒に坩堝に入れて熱することで酸素を抜くような私の知らない方法が当時あったのか?と疑問に思いました。
    おうる



667 帝国陸軍について質問です
帝国陸軍のマレー、フィリピン、ビルマなど南方方面の写真にて、よく見ると兵士の服装が九八式夏軍衣だったり昭五式夏軍衣、防暑衣だったりとバラバラだったので気になったのですが、日本陸軍は部隊ごとに服装は統一されてなかったのでしょうか?
キッシュ

  1.  保安隊から自衛隊になったばかりの頃は保安隊の制服着用の自衛官がいたそうです。つまり幹部自衛官は自費で制服購入しなくてはならなかったそうです。
     
     ぶっちゃけ金がないから自衛隊の制服を買うことができなかったそうです。
     
     ちなみに今日の幹部自衛官達は被服手当てがでるそうです。帝国陸軍の場合も似たり寄ったりだったかもしれないです。

     
    板野ファン



666 帝国陸軍は、なぜ対航空機爆弾として成型炸薬弾を使用したのでしょうか。防弾燃料タンクを貫いて発火させるため?

海軍の三号爆弾の弾子でも十分に目的達せられるように思えますので、構造が複雑で子爆弾一つ一つに信管が必要なタ弾の使用は非効率と考えたもので質問いたします。
無名長夜

  1.  どなたも回答なさらないので・・・

     1発あたりの危害範囲が広くなりますから成形炸薬弾としてではなく、集束榴弾として使ったのではないですか?
    おうる


  2. タ弾を空対空で使ったのは、敵大型機に対しての苦肉の策だったかと思いますが。陸軍は成型炸薬弾の技術が伝わってからタ弾として開発を進め沢山の種類の物を開発整備していきました。爆弾に使っている物もそれの流用ですからそんなに非効率とは思えません。
    暇人


  3. おうる様、暇人様、ご回答ありがとうございました。航空ファンの最新号にも渡辺洋二さんの詳細な解説が出ているのを拝読し、疑問が解決いたしました。
    無名長夜


  4. 三号爆弾もタ弾も地上の敵機撃破の為に開発された物で、既に有った物を海軍は使い、開発中の物を使う事にしたのが陸軍で、お互いに使いやすい物を使ったのだろうと思います。三号爆弾の威力に付いてはどうなのでしょう。沢山落した名人がいた事とされていますが、飛び散った弾子の中を悠然と飛ぶ敵機の画像やら発火剤が違いますが似た様な三式弾に対する米軍の所見とか見ると甚だ疑問です。

    因みに海軍は後に飛行場攻撃用として通常弾頭の二一号爆弾を作っていますよね。
    暇人



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